この資料を一言でいうと
Western US Eventの関連要素を、図として把握するための資料です。報告地点、観測方向、対象の動きなどを精密に確定するための地図というより、複数資料を読み合わせる時の“見取り図”として使うと分かりやすくなります。
なぜ重要か
文章だけでは追いにくい複数報告の関係を、図として把握する入口になる。
D077の分析更新を読む時に、どの要素がどの関係で扱われているかを考えやすい。
正確な再現地図ではなく概略図として読むことで、図から過剰な結論を出しにくくなる。
UAP事案では、文章だけを読んでいると、目撃者、対象、移動方向、関連画像の関係が一つに混ざりがちです。D078は、その混乱をほどくための補助線として使える資料です。
ただし、概略図は便利な一方で、読者に強い印象を与えます。図になっているからといって、全ての距離・角度・時系列が確定したわけではありません。D078は「確定図」ではなく「読み合わせの地図」として扱うのが安全です。
“Notional Map” の読み方
Notional Mapは、日本語では「概略図」「概念図」「参考図」に近い意味で読めます。読者が特に注意したいのは、次の3点です。
地図のように見えても、公開資料のタイトルは概略図です。距離や角度を厳密に読み取るための資料とは限りません。
どの報告がどの要素と関係するのかを考えるための補助資料です。まず証言や分析更新と並べて読むのが向いています。
図は関係を見やすくしますが、対象の由来や正体を証明するものではありません。分析資料や画像資料との対応が必要です。
軍事・政府関連資料では、施設名、正確な地点、詳細な経路が伏せられたり一般化されたりする場合があります。
読むべきポイント
-
D077の後に読む
D077で「分析更新」としての位置づけを押さえたうえでD078を見ると、図が何を補っているのかが分かりやすくなります。
-
ナラティブ資料と照らす
D079〜D083のナラティブは、個別の語りや記述を確認する資料です。D078は、それらを読む時の補助図として使えます。
-
画像資料との距離を保つ
関連画像は視覚的に強いですが、図と画像をそのまま一対一で対応させるのは危険です。どの資料が何を示しているのかを分けます。
-
“分かること” と “分からないこと” を分ける
概略図からは、資料群の構造や関係性が読みやすくなります。一方で、対象の正体、正確な位置、全ての時系列まではこの図だけでは決められません。
誤読しやすい点
概略図は理解を助ける資料です。正確な再現図や確定した航跡図として読むと、資料の意味を広げすぎます。
もし図中に線・矢印・範囲が示されていても、それが厳密な距離、速度、進路を意味するとは限りません。
公開資料では安全保障上の理由から、場所がぼかされていることがあります。推測で具体地名を断定しない方がよいです。
D078はPDFの概略図です。FBIデジタルレンダリングやODNI証言とは資料の種類が違います。
関連資料を読む
D078は、D077の分析更新、Western US Eventの入口ページ、ナラティブ、画像資料と合わせて読むと役割がはっきりします。
資料情報
- ファイル名
- 20DOW-UAP-D078_Notional-Map_Western-United-States-Event.pdf
- 資料タイプ
- PDF / 概略図
- フォルダ
- Release 03 PDF / Image
- 対象事案
- Western US Event
- 発生日・対象時期
- 2023年のWestern US Event関連資料群
- ファイルサイズ
- 約571 KB
- 注記
- 公開説明上の墨消し注記なし
このページの立場
DOW-UAP-D078は、Western US Eventを読む時の補助図として重要です。資料群の位置関係をつかむ助けになりますが、それ自体が対象の正体や正確な経路を確定するものではありません。
この図を、D077の分析更新、D079以降のナラティブ、関連画像資料と並べて読むことで、Western US Eventの全体像が少しずつ見えてきます。