この資料を一言でいうと
米国の機微な軍事・試験施設周辺で起きたUAP遭遇について、米情報機関高官の一次体験をFBI 302形式で記録した資料です。球体、ヘリコプター、夜間視界装置、地上職員、関連写真が一つの資料群としてつながるため、PURSUE公開資料の中でも読み応えがあります。
なぜ重要か
単なる記事や噂ではなく、FBIが聴取内容を記録した資料として読める。
高官本人、操縦士、別機の搭乗者、地上観測者、暗視装置、関連写真が同じ事案群に結びつく。
証言、画像、センサー、政府文書、分析結果を混同しない練習になる。
この資料が強いのは、「誰かが不思議なものを見た」という話にとどまらず、FBI 302形式の聴取記録として公開されている点です。さらに、関連写真や同じ演習中の別観測者の存在が説明されており、単独証言ではなく資料群として追える構造になっています。
一方で、強い証言資料ほど読み方に注意が必要です。FBIが聴取したこと、証言者が高官であること、複数人が関わること、関連画像があることは、それぞれ資料価値を高めます。しかし、それだけで対象の正体や起源が確定するわけではありません。
読むべきポイント
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FBI 302とは何かを分けて読む
FBI 302は、FBI捜査官による面談・聴取の内容を記録する形式です。つまり、まずは「証言者が何を語ったか」を示す資料として読みます。
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球体の描写を追う
資料では、地表上に浮かぶ「非常に高温の」球体、20マイル移動したとされる対象、4〜5個の追加の球体、明るく燃え上がって弱まるような動きが説明されています。どの描写が本人の目視で、どれが関連する観測・写真なのかを分ける必要があります。
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ヘリコプターと地上観測を区別する
高官はヘリコプターで捜索していたとされますが、関連写真には地上職員が暗視装置越しに撮影したものも含まれると説明されています。観測位置と機材が違えば、資料の意味も変わります。
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関連写真は補助資料として読む
写真があることは重要ですが、写真単体で正体が決まるわけではありません。どの場面で撮影され、証言とどの範囲で対応するのかを確認します。
誤読しやすい点
聴取記録は、証言内容を記録する資料です。FBIが対象の正体を断定した文書として読まない方が安全です。
証言者の立場は重要ですが、観測条件、距離、機材、同時観測、写真との対応を分けて見る必要があります。
証言や画像説明で球体のように扱われても、距離やサイズ、発光、熱源、反射などは別に検討する必要があります。
写真が同じ事案群に関係していても、本文中の全描写をそのまま写真が証明するとは限りません。
他資料とのつながり
このUSPER聴取記録は、ODNIの高官一次証言、Western US Eventのナラティブ、関連するFBI画像資料と一緒に読むと立体的になります。PURSUE資料では、同じ出来事や同じ事案群が、証言、分析、画像、地図、別の報告書として分かれて出てくることがあります。
資料情報
- ファイル名
- USPER-Statement-Redacted.pdf
- 資料タイプ
- FBI 302聴取記録
- フォルダ
- Release 01 PDF
- 発生日・対象時期
- Late 2025 / 2025年後半
- 発生場所
- United States / 米国軍事施設・試験施設周辺
- VIRIN
- 260508-O-D0360-1057
- ファイルサイズ
- 約768 KB
- 注記
- 一部墨消しあり
掲載説明の要点
war.gov掲載説明では、この資料は米国軍事施設でのUAP遭遇について、米情報機関高官の一次体験を扱ったFBI 302聴取記録だと説明されています。高官は、過去に球体が見られた場所を他の連邦・州関係者と捜索し、ヘリコプターでの捜索後、地表上に浮かぶ「非常に高温の」球体を発見したとされています。
さらに、追加の光の群れ、4〜5個の球体が明るくなったり弱まったりするパターン、同じ演習中の別観測者や暗視装置による写真との関連も説明されています。ここで重要なのは、証言、写真、別観測者、センサーを一つの資料群として読みつつ、それぞれの証拠としての役割を分けることです。
英語原文を確認する
This is an FBI 302 interview conducted with a senior US intelligence official regarding his first-hand account of a UAP encounter at a US military facility. USPER relayed to FBI agents that he and other federal and state personnel conducted searches to where orbs had been previously seen. After searching the area with a helicopter, they found a “super-hot” orb hovering over the ground. The orb is reported to have travelled for 20 miles at a speed too fast for the helicopter in pursuit. An additional “swarm” of lights were seen moving in all directions. A total of four or five additional orbs were seen shortly thereafter for a short time, flaring up and then down. This pattern of four or five orbs flaring up, then down continued over the next thirty minutes across the area. The photos linked in the "Related Media" section are connected to a set of UAP encounters on a sensitive government testing installation in the Western US in 2025. These orb-like UAP were observed at various ranges by multiple, and in some cases simultaneous, government personnel and sensors. The linked narrative is an FBI-collected account from a senior U.S. intelligence community official who witnessed the UAP with the naked eye, while accompanied by two pilots under NVGs. Other pilots in separate aircraft, and ground-based observers with night vision, also witnessed UAP during the exercise. The photos of UAP underneath the helicopter are from this same set of observations, taken through night vision devices by ground-based personnel.
このページの立場
この資料は、PURSUE公開資料の中でも、現代UAP問題の読み方を学ぶうえで非常に重要です。証言者の属性、FBI 302形式、関連写真、複数観測者という要素が揃っており、単なる一枚資料ではありません。
ただし、この資料から直接「対象の正体」や「未知技術」を断定することはできません。現時点で読めるのは、米情報機関高官がどのような体験を語り、それがFBI聴取記録として公開資料に含まれ、関連写真や別資料とどのように結びついているか、という点です。